パリス、看守の前で「屈辱」全裸…テレビショーで獄中生活告白

　免停中の運転などで収監され、２３日間の刑期を終えた米のお騒がせセレブ、パリス・ヒルトン（２６）が現地時間２７日（日本時間２８日）、ＣＮＮ「ラリー・キング・ライブ」に生出演。出所後初めてインタビューに応じ、「全裸での身体検査は人生で最も屈辱的な経験」などど獄中生活を激白した。「神様には刑務所に送る意味があった。私は変わった」と、パーティー三昧の暮らしを改めるとも表明したが、本当？！

　パリスはこの日、ロサンゼルスのＣＮＮスタジオから生出演。ゆったりとしたワンピースに身を包み、名物司会者のラリー・キングの質問に落ち着いた口調で答えながら、「刑務所の食事はまずく、ひどい扱いを受けたと思うし、私の部屋が壊されて襲われる夢を見た」などと過酷な獄中生活について説明した。


　閉所恐怖症の自分にとって収監は「トラウマ（心的外傷）だった」とし、ショックだったのは「所持品の検査で服を脱がされたこと」と告白。「これまでの人生でも最も屈辱的な経験だった。知らない人の前で服を脱がなきゃいけないなんて、本当に品がないことだわ」と、“栄光の日々”からの転落を実感した瞬間について語った。


　このほか、「聖書やファンレターを読んだり、通風孔を通じて他の受刑者と会話した」などとコメント。かねてから疑惑を持たれていた薬物使用については３回も質問されたが、その都度「ノー」と即答。アル中疑惑にも「お酒はそんなに好きじゃない」と答えた。


　そして、「人生観が変わりました。神様が与えてくれたことにはすべて理由があって、自分は強くなった気がする。生活の悪い部分を変えて、悪い友人とも手を切るわ。パーティーに行くのを止めるのは難しいことじゃないし」と、“お騒がせセレブ”から生まれ変わることを宣言した。


　だが一方で、「獄中で聖書を読んでいたというけど、心に残った一節は？」という質問には、絶句したまま何も答えないなど、“らしさ”は相変わらず。パリスの弁護士は「今後は社会奉仕活動を行う」と話したというが、まだまだ世間を騒がせそうだ。