歌手・後藤真希(21)が24日、「表層性胃炎」のため「モーニング娘。誕生10年記念隊」のコンサートツアーの出演をキャンセルすることを発表した。23日夜に体調不良を訴え、医師の診察を受け「過労による『表層性胃炎』で1週間の安静が必要」と診断された。このため29日まで開催される同ツアーの6公演は、安倍なつみ(26)、飯田圭織(26)ら他の4人のメンバーで行う。
タイトなスケジュールに加え、連日続く猛暑に、後藤の体がついに音を上げた。体調不良を訴え、23日に医師の診察を受けた結果、過労による「表層性胃炎」との診断。1週間安静が必要というものだった。
後藤は今月8日に東京・台場で行われた「フォーク・デイズ夏まつり」を「急性いん頭炎」のため欠席。9日には仕事復帰していたが、実はそれ以降も体調は完ぺきではなかったという。
17〜19日には大阪・新歌舞伎座で行われた「モーニング娘。誕生10年記念隊」公演に3日連続(6公演)で出演。最終日の最後の公演では、15曲目を歌ったところで、とうとうステージに立てなくなってしまっていた。
それでも20日には韓国に渡り、21日にソウル市で行われたイベント「Mnet 20’s CHOICE」に出席。本来なら休養を取る必要があったが、後藤は同イベントで「Best J-Pop Star」賞を受賞しており、欠席するわけにはいかなかった。診察もなかなか受けられず、疲れが頂点に達した23日、ついにダウンした。
現時点では24、25日の名古屋・御園座、27日の福岡、29日の仙台公演は残りの4人で行う。
9月には自身のコンサートツアーもスタートするが、今後について関係者は「1週間安静にし、その後は様子を見て復帰を決めることになる」とした。